城県と栃木県の県境にまたがる鷲子山上(とりのこさんしょう)神社。別名「フクロウの神社」と呼ばれる。

国道293号から入り、くねくねと山道を上がった所にある。この神社の主祭神は鳥の神様の天日鷲命(あめのひわしのみこと)。

副祭神には開発・健康・開運・縁結び・幸福の神として大己貴命(おおなむちのみこと)(大黒様)、

医薬、病気・酒造りの神として少彦名命(すくなひこなのみこと)(恵比寿様)の3柱が祭られる。

 

同神社の御朱印は、フクロウが中央に描かれた「見開き御朱印」、同神社と熊野神社(栃木県那須烏山市)、愛宕神社(同)の3社を合わせた「コラボ御朱印」、さらに金色のフクロウの印が押された鷲子山上神社独自の3種類がある。

頒布は、御朱印ブームに乗って2008年ごろ始めた。

見開き御朱印は4種類ある。昨年秋から扱い始めて人気を博す。

季節によって変化し、モミジ柄(10~11月)、朝日が昇る柄(12~2月)、アジサイ柄(6~7月)、その他の季節には鳥居が描かれた御朱印となっている。

御朱印を担当するのは、同神社権禰宜(ごんねぎ)の長倉澄子さん(71)。

「御朱印は不思議な魅力がある。参拝客が増え、神社の活性化につながっている」 コラボ御朱印は、3神社の神の使いが表されたスタンプが押される。

熊野神社は「ヤタガラス」、愛宕神社は「トンビ」、鷲子山上神社は「フクロウ」。三つが愛らしく並ぶ。長倉さんは「栃木県は御朱印が盛んです。若手神職が中心となり、御朱印の展示会を開いたりしている」と、栃木県内の盛り上がりを話す。

同神社は、宮司が2人いる珍しい神社でもある。

茨城県側は諏訪神社(常陸大宮市)の高部孝夫宮司(82)が同神社の宮司を兼務する。

「茨城県側の(鷲子山上神社)の祭事のみ担当し、御朱印はお任せしている」と話す。 3柱は、標高470メートルの鷲子山山頂の本殿に祭られる。

大鳥居をくぐり、急な階段を一歩ずつ登っていくと、所々に大小のフクロウが置かれている。

「フクロウの階段」と呼ばれ、96段あり、幸運を招くといわれている。

周辺の原生林にはフクロウが生息し、長倉さんは「『ホーホー。ホロスケホー』と鳴き声が聞こえてきます。野鳥の観察を目的に参拝する人もいます」と紹介してくれた。

境内には地上7メートルの大フクロウも必見の価値。全国から当選を祈り、宝くじを持って参拝する人やお礼参りに来る人が後を絶たない。

「福寿草やツバキなど、季節の花も楽しめるすてきな所。

一度参拝してみてほしい」

■メモ
アクセス:国道293号から山道に入り、神社を目指す。
目印はフクロウの看板。
タクシーの場合、JR烏山線烏山駅から約20分。
※入り口は栃木県側と茨城県側があるが栃木県側は道が狭いため、茨城県側から入るのがお勧め。
住所:栃木県那珂川町、茨城県常陸大宮市鷲子。
電話:0287(92)2571。
御朱印:御朱印は3種類。
各500円。
見開き御朱印は1000円。
フクロウをデザインしたオリジナル御朱印帳2種類あり。
午前9時~午後4時。

引用元:茨城新聞クロスアイ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4eb379e0c58d991937cc1386113c51b2209fad1c