鹿屋市沿岸部の3町内会とユクサおおすみ海の学校でつくる「菅原地域づくり協議会」は、「学問の神様」菅原道真を祭る荒平天神にあやかった合格祈願の新商品を発売した。
関係者は「地域浮揚のきっかけになってほしい」と期待している。
天神、船間、小野原の3町内会とユクサのメンバーが昨年、協議会を立ち上げ、地域活性化策を話し合ってきた。
これまで荒平天神を訪れた受験生らから合格を祈る商品についての問い合わせが多く、御朱印と鉛筆の開発を決めた。
御朱印は、通常版(300円)と、道真が作ったとされる歌を書いた受験シーズン限定版(500円)の2種類。
鉛筆は「合格祈願」と書かれた3本セット(600円)。御朱印の文字は鹿屋女子高校書道部の生徒が書いた。
ユクサで販売している。市によると、今年の受験期前に発売する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で納入が遅れた。
荒平天神で3月初旬、中島裕司宮司(60)による祈願があり、協議会の上薗勝己会長(71)=天神町=ら6人が参加。
上薗会長は「商品をきっかけに訪れる人が増えるとうれしい」と話した。
引用元:南日本新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/a096b6e979857c821b0eb155eadbfb0dc4695606