恒例「桜御朱印」今年は郵送で 河津・栖足寺、拝観も一時中止に

 

約700年の歴史がある河津町谷津の古刹(こさつ)「栖足寺(せいそくじ)」が今年、恒例となっている河津桜を描いた記念御朱印を初めて郵送で対応する。

例年、2~3月に開催される河津桜まつり期間中に約2万人が求める人気の御朱印のため、新型コロナウイルス感染拡大防止のために異例の対応を決めた。

千葉兼如住職(46)は「今は命を守る時期。コロナが収束したら、あらためてお参りいただきたい」と呼び掛ける。

河津桜の記念御朱印は5年前から、同まつり期間限定で始めた。

当初、求める人は300人ほどだったが、会員制交流サイト(SNS)で話題を呼び、3年目からは毎年、約2万人が求めるようになった。

今年は3面を使い、「桜咲無心」の文字と、筆と綿棒で河津桜を描く。

今年は河津桜まつりが中止になったが、感染拡大防止のため、2月10日~3月10日は拝観自体も中止する。

千葉住職は「御朱印は本来、お参りした証しだが、今は感染防止が第一。基本の概念にとらわれずに対応する」と話す。

今年の記念御朱印は、同寺の御朱印帳を購入した人のみ受け付ける。

御朱印代と御朱印帳、送料込みで、4千円。同寺のホームページやメール、電話で申し込む。

問い合わせは栖足寺<電0558(32)0896>へ。

引用元:@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

https://news.yahoo.co.jp/articles/eeefb4826d0a61c3585231678e7523bc7c177412

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる