大仏に祈りをささげる女性=奈良市の東大寺で

奈良県内の主要寺院でも1日、拝観が再開された。

奈良市の東大寺では4月24日以来約40日ぶりに大仏殿の拝観が再開。早朝から「大仏様」を仰いで手を合わせる参拝者の姿が相次いだ。

同寺では4月1日から毎日、新型コロナウイルスの早期終息と亡くなった人々の追福菩提(ぼだい)を祈る勤行を続けており、この日は正午から、僧侶全員が参加して営んだ。

拝観停止中は、盆や元旦など年に10日ほどしか開けない大仏殿正面の「観相窓(かんそうまど)」を開け、遠くから窓越しに拝めるよう配慮していた。

この日朝、参拝に訪れた奈良市の主婦、望月綾子さん(51)は「ようやく大仏様の近くで手を合わせられる日が来てうれしい。

疫病退散を願い、今後もできるだけ参拝に来たい」と話した。

拝観再開に合わせ、お守りや御朱印の受付窓口には、飛沫(ひまつ)感染防止用の仕切りを取り付けた。

また、足元には参拝者が距離を保てるよう、1.5メートル間隔でテープを貼るなどの対策を講じている。

拝観時間は午前8時半から午後4時まで。15日からは、通常の午前7時半から午後5時半に戻す。

法華堂や戒壇堂などは、同日から再開する。

県内では1日、薬師寺や金峯山寺でも拝観を再開した。

唐招提寺も再開したが、5~7日に予定していた国宝・鑑真和上坐像(ざぞう)の公開は中止する。

興福寺は国宝館と東金堂で拝観を再開、中金堂は拝観停止を続ける。

 

引用元:毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0456ab2a6c57fca891b52147cb6acdd0d81009b