26日から拝観を停止した知恩院。写真は修復を終えた御影堂(京都市東山区)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、浄土宗の京都の総大本山は、26日から一般拝観を停止している。
総本山の知恩院(東山区)は当面、閉門する。
回向や納骨、朱印など窓口での業務や売店の営業も停止する。
郵送による回向の申し込みは随時受け付ける。
知恩院では、18日から25日まで宗祖法然をしのぶ最大の行事御忌大会(ぎょうきだいえ)の規模を縮小し、出仕を山内の僧侶や職員に限定して営んだ。
9年におよぶ大規模な修復を終えた国宝・御影堂では今月に予定していた落慶法要を中止し、宗祖法然像を移す法要は僧侶だけで行った。
大本山の金戒光明寺(左京区)、百万遍知恩寺(同)、清浄華院(上京区)は、緊急事態宣言解除まで諸堂を閉堂し、回向や納骨、朱印などへの対応を取りやめる。
3寺院とも門は閉じずに、一般参拝者が境内には出入りできるという。
引用元:京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00327790-kyt-l26