博多祇園山笠振興会が20日に総会を開き、2020年の開催を延期してそのまま2021年度に持ち越すことを正式に決定しました。
【博多祇園山笠振興会 武田忠也会長】
「本年度の博多祇園山笠、7月1日から7月15日までの開催を延期し、来年度に持ち越すことが決定いたしました」
福岡市の櫛田神社で各流の代表など35人が出席して開かれた総会では、新型コロナの感染終息が見通せないことなどから、祭りをやむなく延期することで一致し、2020年7月に予定していた行事を2021年に持ち越すことが正式に決まりました。
山笠の延期は戦災で中断した1948年以降、初めてです。
1年ごとに繰り上げられる山笠の順位は据え置かれ、2021年夏にそのまま反映させるということです。
また、振興会は疫病退散の神事については7月15日に関係者のみで行うとしています。
一方博多どんたく港まつりとあわせて、5月3日と4日に予定されていた「博多松囃子」についても、期間を設けずに無期限延期とすることが発表されました。
このほか、7月の開催に向けて準備を進めてきたTNC夏祭りについても、感染の拡大防止や来場者の安全を考慮して中止を決定しました
引用元:TNCテレビ西日本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000006-tncv-l40