鹿島神宮、御朱印帳の受け付けを中止 恒例神事「流鏑馬」も 新型コロナ

祭事などの中止を知らせる看板=鹿嶋市宮中の鹿島神宮

鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中)は、参拝者が持ち込む「御朱印帳」への記帳の受け付けを中止した。

新型コロナウイルス感染予防策の一環で、恒例の神事「流鏑馬(やぶさめ)」も中止する。

朱印は、神社や寺の名前と日付を墨書きした上に朱色の「印」を押した和紙などで、参拝の証しになる。近年は朱印帳を持って「スタンプラリー」のように各寺社を巡っての収集が人気となっている。

しかし帳面の表紙などにウイルスが付着している可能性もあり、神職の手指を通して感染するのを警戒した。

神社本庁からの指示ではなく独自の判断という。希望者には朱印を書き置いた紙を渡すか、鹿島神宮の帳面を新たに購入してもらう。

また毎年5月1日に境内奥の参道で行っていた流鏑馬も、大勢の人が訪れるため中止した。

稲の苗を植え、実りを祈る同日恒例の「御田植祭」は規模を縮小。同祭に奉仕する「早乙女」となる子どもたちも募集しない。

 

引用元:毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000006-mai-soci

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