博多どんたく港まつりの起源で、国の重要無形民俗文化財に指定された「博多松囃子」の総会が、5日開かれ、新型コロナウイルスの感染状況を受け、無期限の延期が提案されました。
福岡市博多区の櫛田神社で開かれた博多松囃子振興会の総会には、三福神を担当する各流の関係者など、およそ50人が参加しました。
総会では新型コロナウイルスの終息の見通しが立たないことなどから、5月3日と4日に予定されていた行事について、振興会から各流に延期が提案されました。
延期の期間は設けず、今後各流の意見を集約し、4月20日に方針を決定するということです。
【振興会・堀武志会長】
「この松囃子の伝統をつないでいく人に、新型コロナウイルスがとりつかないようしてもらい、難関を一緒に乗り切りたい」
また、福岡市の夏の風物詩・博多祇園山笠について、山笠の振興会がきのうの総務会で今年の山笠の来年への延期を提案しました。各流れが持ち帰って検討し、こちらも4月20日の総会で、正式決定されるということです。
引用元:TNCテレビ西日本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000002-tncv-l40