安産のご利益を求めて全国から参拝者が訪れる白山市平加町の安産(やすまる)日吉神社の隣に、神社のお守りを授けるカフェがオープンした。
常駐の神職がいないことから、地元の主婦グループが気軽に立ち寄ってもらおうと運営する。地元食材を使った家庭の味で参拝客をもてなし、地域の憩いの場としてもにぎわいを見せる。

7月にオープンした「YASUMARUごはんcafe」は、若い女性や親子連れが入りやすいよう落ち着いた空間で、地元の主婦たちが温かく出迎える。

カフェの前には、神社脇に流れる安産川から湧き出た水くみ場が無料で開放されている。
その水を飲んだ女性は難産にならないという言い伝えがあり、付近住民だけでなく市内外からも人気を集めてきた。

神社本庁(東京)によると、同庁の全国約8万社で「安産」と付く神社は、安産日吉神社のほか、千葉県の安産(あんざん)神社2社と安産大神のみ。
安産日吉神社では4、10、11月を除く毎月13日に安産の祈祷(きとう)を行っているが、それ以外は神職が常駐せず、地域の店舗や氏子総代宅など7カ所でお守りを提供してきた。

神社のそばにカフェを設けることでふらりと訪れた参拝客にも対応できるようになった。
営業は午前11時~午後9時で、地物野菜や地元商店の特産品をふんだんに使った料理を日替わりで提供している。
中村紀美子店長(54)は「神社の魅力を広くアピールし、地域のにぎわいにつながってほしい」と笑顔を見せた。

 

引用元:北國新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190830-00768722-hokkoku-l17