展示された阿蘇神社楼門のミニチュア
阿蘇市一の宮町の門前町商店街で、熊本地震で倒壊した阿蘇神社楼門のミニチュアが展示されている。
商店街にある「水の駅阿蘇門前」に、2020年度いっぱいは置かれる見込み。
ミニチュアは実物の20分の1の大きさで、横約3メートル、高さ97センチ。
映画などの特撮美術の技術で作られている。御船町出身の特撮美術監督、三池敏夫さんが監修し、東京の制作会社が手掛けた。
17年12月~18年3月に熊本市現代美術館であった企画展で披露され、昨年11月に阿蘇市に無償譲渡された。
本物の楼門は23年12月の完成を目指し、組み立て工事が進む。
商店街で飲食店を営む宮本博史さん(45)は「質感が素晴らしく、4年ぶりに心のよりどころを見た気分。
観光客にも見てほしい」。
倒壊前の姿を知らない小さな子どもたちも精巧な造りをのぞきこみ「中に入ってみたい」と目を輝かせていた。
引用元:熊本日日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000001-kumanichi-l43