“雪が積もった飛騨天満宮境内の紅梅(3月6日撮影)”

飛騨天満宮(高山市天満町2)にある菅原道真ゆかりの紅梅が現在、開花の見頃を迎えようとしている。(飛騨経済新聞)

3月6日朝は、夜半過ぎから明け方にかけて降り積もった雪が境内の梅の木にかかり、白い綿毛帽子をかぶったような紅梅が出現。訪れた人の目を楽しませた。

岐阜地方気象台3月6日発表の気象情報によると、この日の飛騨地方高山市中心部の朝の最低気温はマイナス1.4度、積雪は7センチ。日中は最高気温7度まで上がる見込み。天候は晴れ。正午からの降水確率は0%のため雪は昼過ぎには溶けるとみられる。

境内には早朝、淡雪の白に鮮やかな濃いピンク色の梅の花が映える、つかの間の光景を一目見ようと訪れる参拝者たちの姿があった。近所に住むという80代男性は「朝の散歩がてらよく神社へお参りに来るが、今日は玄関を開けたら向かいの屋根に雪が積もっていたのでこれはと思い自慢のカメラを持ってきた。珍しい写真が撮れて楽しい。春祭りまでにもう1、2回、雪が降ってくれれば、今年は桜と梅が一緒に咲いている風景が見られるかもしれない」と目を細める。

細江雅紀宮司によると、境内には現在約50本の梅の木があり、うち本殿入り口にある紅白一対の梅の木は2002(平成14)年、菅原道真没後1100年を記念して福岡県の太宰府天満宮から神納された伝説の「飛び梅」の子孫という。白梅は「太宰大弐(だざいだいに)」、紅梅は「肥後駒止(ひごのこまどめ)」の呼び名で知られ、肥後駒止はその昔、肥後国の殿さまがあまりの美しさに馬を止めて見入ったとの言い伝えがあることから名付けられた。

今年は折からの暖冬で例年より2週間早い梅の開花という。細江宮司は「まだ1分咲き。見頃のピークは3月15日ごろとみている。気候にもよるが、低気温が続けば4月中旬の例祭ごろまで開花が楽しめるのでは」と話す。「皆が不安なく外に出て、境内が多くの人でにぎわう日が早く来ることを願っている」と

 

引用元:みんなの経済新聞ネットワーク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000017-minkei-l21