輪島市河井町の重蔵神社の県無形民俗文化財「如月(きさらぎ)祭」の水くみと米とぎ神事は5日、同町で行われた。
祭りに奉仕する数え年47、48歳の古当組「子丑松友会」の13人が五穀豊穣を願い、7日午前0時からの献備(けんび)式で奉仕する御供(ごく)米の準備を進めた。

会員は烏帽子(えぼし)、白丁姿で当屋の木村隆明会長(47)が営む「やぶ朝市店」を出発、祝い唄「伊勢音頭」を歌いながら重蔵神社などを回った。

「神様池」と呼ばれる井戸からくんだ神水を木おけに入れ、てんびん棒で担いで同店に運び入れた。

さらに市中心部を流れる河原田川で神職のおはらいを受け、みぞれ交じりの冷たい雨が降る中、素足で川に入り、ざるに入れた古代米の赤米を丁寧にといだ。

赤米は30年間栽培し昨年秋の収穫を区切りに引退した水戸修補さん=杉平町=が神田で最後に育てた米で、木村会長は「水戸さんへの思いを込めて米とぎをさせていただいた。

身が引き締まる思いだ」と話した。

6日は赤米を神水で蒸す「御供蒸し」や、恵方に向けて矢を放つ「蟇目(ひきめ)式」が行われる。

 

引用元:北國新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00835006-hokkoku-l17