清水福治専務(中央)のアドバイスを受け、椅子を製作する生徒

八戸市立明治中(佐々木敏文校長)で2月26日、「ものづくりの魅力講座」が開かれた。

社殿を焼失した同市鮫町の蕪嶋神社の再建工事で棟梁を務める松本工務店(南部町)の清水福治専務らを講師に招き、2年生33人が折り畳み式椅子の製作に挑戦。試行錯誤しながら木材を加工し、ものづくりの楽しさに触れた。

同講座は、青森県職業能力開発協会が県内の小中学校を対象に2014年度からスタートさせ、今回で15回目の開催。

児童生徒にものづくりの魅力を伝え、職業観や勤労観を養うことを目的としている。

この日は、厚生労働省が認定する19年度の「現代の名工」に選ばれた清水専務と、同社の清水栄作社寺部長の親子が講師を務めた。

2人は同校の卒業生で、道具をうまく使うこつなどを助言しながら後輩たちに指導。

生徒はのこぎりや金づちを用いて、ヒバ材の椅子を完成させた。

北山美璃さん(13)は「くぎを打つ時の力加減など、実際に体験してみないと分からないことが多かった。

新たな蕪嶋神社を造った方からいろいろ教わり、いい経験になった」と充実した表情を見せた。

清水専務は「普段使いしやすい折り畳み式の椅子は、子どもたちに喜んでもらえるのではないか。

ものづくりに興味を持ってほしい」と期待を込めた。

 

引用元:デーリー東北新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00010001-dtohoku-l02