全長2キロメートルの疏水沿いが右も左も満開の桜で春色に

西田幾多郎が愛した哲学の道から、金戒光明寺、知恩院、円山公園、高台寺へと東山を歩き、清水寺でゴールする京都観光の王道コース。やや距離は長いが、立ち並ぶ桜の名所を見たりカフェで休憩したりすればあっという間!「バス一日券」を利用して、賢くお得に京都の桜を満喫しよう。<※情報は春Walker首都圏版2020より>

「バス一日券」(大人600円、子供300円)は、京都市内を網の目のように走る市バス・京都バスが何度でも乗り降りできる券(※均一運賃区間に限る)。市バス・地下鉄案内所、定期券発売所、市バス・京都バス車内または営業所などで購入可能だ。3回以上バスに乗る人はお得になるので、京都を訪れる際はぜひチェックしてみよう。

■ 「哲学の道」 / 見頃:4月上旬~中旬 本数:約450本 品種:ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ウスズミザクラなど

市バス「京都駅前」から100系統などで出発して約32分。「宮ノ前町」で下車し、徒歩5分の場所にあるのが「哲学の道」。熊野若王子神社から銀閣寺までの疏水沿いの小道で、京都大学名誉教授で哲学者の西田幾多郎が思索にふけりつつ歩いたことからその名が付いた。ソメイヨシノなど約450本の桜が疏水沿いを春色に染める。桜だけでなくさまざまな草木も植えられているので、薄紅色とのコントラストも楽しんで。

<住所:京都市左京区銀閣寺橋~若王子橋疏水沿道 / 時間:自由 / 休み:なし / 料金:無料>

■ 「喫茶とパンdo.」

哲学の道から徒歩5分の場所にあるベーカリーカフェ。20~30種類が並ぶパンは、あんこやクリームも店内で手作りするこだわりよう。喫茶スペースではパンに合う料理を組み合わせたプレートランチやコーヒーなどが味わえる。オープンキッチンなので、パンを焼く様子がカウンターから見ることができる。今後、ランチはさらに充実する予定とのこと。

<住所:京都市左京区北白川東久保田町10-1 第二白川ハイツ1F / 時間:11:00~21:00 / 休み:月曜>

■ 「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」 / 見頃:3月下旬~4月上旬 本数:約100本 品種:ソメイヨシノ、ヤマザクラなど

「喫茶とパンdo.」から徒歩2分の場所にある市バス「銀閣寺通」から203、204系統などで約6分。「岡崎神社前」で下車し徒歩3分ほどの位置にあるのが「金戒光明寺」。“くろ谷さん”の愛称で親しまれる寺院では、三重の塔と桜が織り成す美景が楽しめる。高さ約23メートルを誇る山門の前のソメイヨシノや、会津藩の墓地がある極楽橋・蓮池の桜など、ビューポイントが点在する。京都御所や小倉山を望む高台にそびえる堂々たる山門の前にも、春には桜が咲き乱れる。

<住所:京都市左京区黒谷町121 / 時間:自由 / 休み:なし / 料金:無料>

■ 「総本山 知恩院」 / 見頃:3月下旬~4月上旬 本数:約200本 品種:ソメイヨシノなど

「金戒光明寺」を出発して徒歩で3分。市バス「岡崎道」で203系統に乗車後、約8分で「知恩院前」へ。徒歩10分ほどで「総本山 知恩院」に到着する。1175(承安5)年、吉水の地に、法然上人が草庵を結んだことが起源。名園・友禅苑や京都指定名勝の方丈庭園内にシダレザクラが美しく咲く。友禅苑から見る桜は背景に三門が入り、独特の眺めを楽しめる。高さ約24メートルの三門に負けないほど力強い大ぶりのソメイヨシノが見事なので、訪れた際はじっくりと見てみよう。

<住所:京都市東山区林下町400 / 時間:9:00~16:00 / 休み:なし / 料金:友禅苑300円、方丈庭園400円>

■ 「円山公園」 / 見頃:3月下旬~4月上旬 本数:約690本 品種:シダレザクラなど

知恩院を出発して徒歩6分、円山公園に到着する。回遊式庭園を中心に、園内には料亭や茶店が散在する京都市内最古の公園。与謝野晶子も愛でた「祇園の夜桜」と呼ばれる有名なシダレザクラなど、約680本もの多彩な桜で公園がピンク色に染まる。公園の中央部にある「祇園の夜桜」は高さ約12メートル。見頃の時期にはライトアップが行われる(日没~24時)。

<住所:京都市東山区円山町ほか / 時間:自由 / 休み:なし / 料金:無料>

■ 「家傳京飴(かでんきょうあめ) 祇園小石」

円山公園から徒歩3分ほどの位置にある、昔ながらの伝統的な製法を守る京飴の店。黒飴、宇治小石(抹茶)、ささつゆ(べっこう飴)など6種類の京飴をアソートにした名物の「祇園小石」はどれもキレのよい甘さが印象的で、イートインも楽しめる。

<住所:京都市東山区祇園町北側286-2 / 時間:10:30~19:00(LO18:00) / 休み:不定>

■ 「京茶珈琲 cafè 高台寺店 TeaCoffee&Shop」

「家傳京飴 祇園小石」から徒歩8分の場所にあるカフェ。京都・宇治産の上質な茶葉と、世界中から厳選したコーヒー豆を独自にブレンドした「京茶珈琲」を味わえる。ほうじ茶や煎茶などの銘茶とそれぞれに合わせて焙煎したコーヒー豆が、香りや旨味を引き立て合う。

<住所:京都市東山区下弁天町49 高台寺ビル1F / 時間:9:00~19:00 / 休み:なし>

■ 「高台寺」 / 見頃:3月下旬~4月上旬 本数:約50本 品種:シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど

カフェからほど近くにあるのが「高台寺」。北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために創建した。桃山文化を堪能できる境内では、入口にあるヤエザクラなど約50本の桜が華やかに咲く。参拝者を魅了する春のライトアップも個性的な演出で注目だ。

<住所:京都市東山区高台寺下河原町526 / 時間:9:00~17:30(最終受付17:00)、ライトアップ期間は~22:00(最終受付21:30) / 休み:なし / 料金:600円>

■ 「AWOMB(アウーム)祇園八坂」

高台寺から徒歩10分。手織り寿しで知られる人気店の3号店「AWOMB祇園八坂」がある。“和える”をコンセプトに、華やかな具材をご飯にのせ、好みのちらし寿司に仕上げる手和え寿しが楽しい。石畳を意識した正方形のテーブルなど、インテリアもセンス抜群だ。

<住所:京都市東山区下河原町463-8 / 時間:11:30~15:00(LO14:00)、18:00~20:30(LO19:30) / 休み:不定>

■ 「清水寺」 / 見頃:3月下旬~4月上旬 本数:約1500本 品種:ソメイヨシノ、ヤマザクラなど

「AWOMB祇園八坂」から徒歩18分の場所にあるのが京都屈指の名刹「清水寺」。広大な寺域には多くの国宝や重要文化財が点在する。国宝の本堂は現在檜皮屋根の葺き替え(ふきかえ)工事中だが、奥の院の前や仁王門など、建造物と桜が奏でる見事な調和を堪能できる。

<住所:京都市東山区清水1-294 / 時間:6:00~18:00 / 休み:なし / 料金:400円>

「清水寺」を出発して徒歩10分の場所にある市バス「五条坂」から、100、110、86(土日祝日のみ)系統に乗車後約15分で、京都駅前に到着。1日乗車券を活用すれば、京都の桜の名所を一気に回ることが可能。ぜひこのルートを参考に、京都で桜巡りをしよう。

※掲載されている情報は2020年1月29日時点のものです。施設や店舗の都合により変更の場合がありますのでご注意ください。

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引用元:清水寺
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200303-00225201-tkwalk-life