東大寺二月堂で始まった「お水取り」で、お堂の舞台に浮かび上がるたいまつの炎
奈良市の東大寺二月堂で1日、「お水取り」の名で知られる伝統の仏教修行「修二会」の本行が始まった。
お堂の舞台からたいまつの真っ赤な火の粉が舞うと、集まった参拝客から歓声が上がった。
混雑を受け、寺はマスク着用など新型コロナウイルス対策を呼び掛けた。
修二会は東大寺大仏開眼の752年から途切れることなく続き、今年で1269回目。
11人の「練行衆」が板に体を打ち付ける「五体投地」など1日6回の厳しい修行を15日未明の満行まで続ける。
たいまつは祈りを繰り返す練行衆をお堂へ導くもので、世話役の「童子」が長さ約6メートルのたいまつを担いだ。
引用元:共同通信
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