手や足をかたどった木製の札に願い事を書いて奉納する参拝客。新型肺炎の拡大を受け、手水舎(左奥)は使用禁止になった=嘉島町

 手足の神様「足手荒神さん」として親しまれている嘉島町上六嘉の甲斐神社で15日、例大祭があり、県外からも多くの人が訪れ、手足のけがや病気の治癒などを願った。

 戦国武将で御船城主の甲斐宗立と父の宗運を祭る。宗立が一揆で手足に大けがを負った際に住民から手厚い看病を受け、「手足の病に悩む人の守り神になる」と言い残したのが由来とされる。

参拝客は、手や足をかたどった木製の札に「けがが治りますように」「痛みがなくなりますように」「足が速くなりますように」などと願い事を書いて奉納。妻と訪れた熊本市東区の澤幡美仁さん(62)は「茨城の実家にいる89歳の足の不自由な母が、転ばずに歩けるようにお願いしました」と話した。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、参拝客が患部をさするために置いている木彫りの手形や足形は撤去。手水[ちょうず]舎も使用禁止するなどした。

同神社の神殿と拝殿は熊本地震で倒壊し、再建工事中。荒尾征吾宮司(48)は「地震から4年を迎える今年4月には、以前のような憩いの場として復活させたい」と話した。

 

引用元:熊本日日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000003-kumanichi-l43