威勢のいい掛け声を上げ、大わらじを担ぐ人たち
日本一の大わらじを福島市の信夫山にある羽黒神社に奉納する「信夫三山暁まいり」が10日、2日間の日程で始まった。
初日は白装束姿の若者ら約100人が大わらじを担ぎ、身体強健や家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を願って奉納した。
暁まいりは、300年以上受け継がれる羽黒神社の祭礼。同神社に安置されていた仁王像の足の大きさに合った大わらじを作り、奉納したことが起源とされている。
長さ約12メートル、幅約1.4メートル、重さ約2トンの大わらじを担いだ若者らは、羽黒神社を目指し、同市御山にある大わらじ作業所を出発。
参加者は「わっしょい、わっしょい」と威勢のいい掛け声を響かせながら、市内約10キロを練り歩き、同神社に奉納した。
信夫山山麓の大鳥居から羽黒神社までの約1.3キロを一気に駆け上がる「暁まいり福男・福女競走」も行われ、参加者が健脚を競った。
引用元:福島民友新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00010012-minyu-l07