神社やお寺の御朱印ではなく、城を訪れた記念として提供されているのが「御城印」。

デザインにも城の個性が出ていると人気で、今や全国で200か所を超える場所で提供されているといいます。

そんな「御城印」を『世界遺産・姫路城』が2月限定で販売開始。その初日には、わざわざ夜行バスで駆け付けた人もいました。

福知山城の御城印

全国200か所超 城を訪れた記念に「御城印」

明智光秀ゆかりの京都・福知山市「福知山城」。2020年から天守閣で販売され人気を集めているのが『御城印』です。

価格は1枚300円(税込み)。訪れた人が次々に購入しています。

「御城印。ちょっといい記念になるかなと思って。」(兵庫・尼崎市から来た女性)

「嬉しいです、なんか記念に残る感じがして。大事にします。」(東京から来た女性)

城を訪れた記念として提供されている御城印。ここ数年で増え、全国で200か所を超えます。

武将が大きく描かれた御城印も

デザインも様々 海外の方からも人気

デザインにも城の個性が出ています。城主の家紋が大きく入ったものや、武将のイラストが描かれたもの、期間限定のデザインや他の城とコラボしたものまであります。

御城印は海外からの観光客にも人気です。

「(御城印は)日本の文化を感じる、私にとっては大切なもの。」(フランスから来た女性)

「日本の文化というか城が好きなので、記念として買っちゃいました。家紋が付いているところが面白いと思います。」(台湾から来た女性)

さらには各地の御城印を集めたガイドブックも登場。その人気は着実に高まっています。

世界遺産・姫路城

姫路城の御城印は「全ての文字がお殿様の字」

 

そんな中、2月に満を持して世界遺産・姫路城が御城印を出すことになりました。

国宝に指定されている5つの城の中で唯一、御城印が無かったため問い合わせも多く、2月限定で販売することにしたのです。

価格は1枚300円(税込み)です。姫路城では他の城にはない“初”の試みを行いました。

姫路藩主だった酒井忠以の書いた自筆の日記『玄武日記』

「(1772年~1790年まで)姫路藩主であった酒井忠以(さかい・ただざね)の書いた自筆の日記で『玄武日記』という資料。

御城印で必要になる文字は、日記の中から探し出して、抜き出しています。」(姫路市立城郭研究室・学芸員 工藤茂博さん)

藩主が達筆すぎて一見なんと書いてあるのか分かりづらい姫路城の御城印ですが、「世界遺産 姫路城」と書かれています

日付の数字まで藩主の文字

大きな文字だけではありません。日付の数字まで藩主の日記から抽出。

つまり、“全ての文字がお殿様の字”という初めての御城印です。

販売初日の姫路城開城前にできた行列

発売初日には行列 手に入れた感想は?

 

姫路城での発売初日の2月1日。開城時間の約1時間前の午前8時には、既に人の列ができていました。

「できるだけ早くに来ようかなと思って来ました。どんなものなのか早く見たいと思います。」(先頭に並んでいた大阪から来た男性)

「昨日夜に夜行バスで来ました。やっと、と思って。出たと思って。」(神奈川から来た女性)

当初、城内の売店で販売予定でしたが、予想を上回る人出に、特設テントでの販売に切り替えました。

そして午前9時、御城印の販売です。

先頭に並んでいた大阪から来た男性

並んでいた人に姫路城の御城印を手にした感想を伺いました。

「やっと手に入れたという感じです。やっぱりかっこいいなと思います。」(先頭に並んでいた大阪から来た男性)

「2月しか販売されないって言っていたので、ちょうどこの機会だなと思って。素晴らしいですよね。いいですね。この文字が何とも言えない。」(岡山から来た男性)

「(姫路城の御城印を)ずっと待っていました。(Q中は見ましたか?)まだなんです。透かしてなんとなく分かるんで。

もったいないんで、家に帰ってからじっくり見させて頂きます。」(家族分を購入した姫路市内から来た人)

姫路城の御城印は2月限定販売

「最初に多くのお客さんに来て頂いて、買われた方が喜んでくださっているので、本当に作って良かったなと思っております。出だしは上々で、このまま続いていけばいいなと思っております。」(姫路観光コンベンションビューロー 杉本知泰さん)

 

引用元:MBSニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-00010000-mbsnews-l28