「祝枡」を仕上げる僧侶ら(14日、和歌山県那智勝浦町那智山で)

節分(2月3日)に向け、和歌山県那智勝浦町那智山の那智山青岸渡寺と熊野那智大社では、豆まきに使う「祝枡(いわいます)」を作ったり、災難よけのお札「鬼面札」を刷ったりして準備を進めている。

青岸渡寺の祝枡は、3日に営まれる節分会で豆をまく参拝者に授けられる。

枡の大きさは1升(1・8リットル)ほど。熊野産のスギとヒノキを使い、内側の底に「七福即生」「七難即滅」の文字のほか、焼き印で「那智山」と記している。

昨年夏から作り始め、高木亮英副住職(70)らが裏に令和の「二」という年号を書き入れて仕上げている。

約千個用意する。

豆まきの祈祷(きとう)料は、祝枡や弁当などを含めて4千円。同寺(0735・55・0001)で予約を受け付けている。

また、熊野那智大社の鬼面札は玄関や門に張るお札で、しめ縄の内に赤鬼と青鬼を閉じ込めた図の版画(縦35センチ、横45センチ)。半世紀前に、篠原四郎・元宮司が作った版木を使っている。

作業は今月上旬から始まり、神職が画仙紙を使い、那智の滝の水ですった墨で一枚ずつ丁寧に刷り上げ、みこが「那智宮印」を押している。約2千枚作る。

節分当日に祈祷を受けた参拝者に授けるほか、15日から社頭でも授与(1枚500円)。「福枡」(1個1500円)も約350個作製。

ともに郵送もできる。

問い合わせは熊野那智大社(0735・55・0321)へ。

 

引用元:紀伊民報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200115-00002053-agara-l30