炎の中に次々と投げ入れられるだるま
「だるま観音」として知られる岐阜市粟野の大龍寺で12日、恒例のだるま供養が営まれ、約1万個のだるまが火にくべられた。
家内安全などの願いを託され、役目を終えただるまに感謝を込めて供養する行事。同寺では50年以上前から続けられている。
県内外から寄せられた大小さまざまなだるまが境内に積み上げられた。
寺町宗峰住職らがお経を唱えながら周りを3周し、種火を付けた「福竹」で点火。参拝者は、時折はぜる音を響かせて燃えさかる様子を眺めながら、一年の安泰を願った。
同寺によると、今年供養しただるまの数は30年前の半分ほど。
「子どもが減り、合格祈願のだるまも少なくなった」と寺町住職。
数は減ったが「一人一人が心穏やかに過ごせるよう祈りながら供養した」と話した。
引用元:岐阜新聞Web
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00206233-gifuweb-l21