御城印の見本。独特の筆致が特徴だ
神社の御朱印にあやかった「御城印」が2月、姫路城内売店(兵庫県姫路市)で売り出される。
江戸時代中期の藩主、酒井忠以の直筆文字を組み合わせた味わい深い入城記念品で、販売元の姫路観光コンベンションビューローの担当者は「お城の歴史的背景に思いをはせてほしい」とPRする。
同ビューローによると、御城印は全国の城郭で広く販売されているという。
観光客らから「姫路城はないのか」との問い合わせが寄せられることもあり、観光促進策の一環で企画した。
姫路城の独自性を出そうと、日記や漢文など多くの直筆史料が残る酒井忠以に着目。「世界遺産」と「姫路城」の文字を抜き出して組み合わせた。
入城した日付を印字するスタンプも、史料に記された漢数字を基に制作するこだわりよう。
背景には、酒井家の家紋「剣酢漿草」をあしらっている。
A6判で、1枚300円。
冬の特別公開期間(2月1~29日)の限定発売。
同ビューローTEL079・287・3655
引用元:神戸新聞NEXT
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000003-kobenext-l28