寒さをこらえながら、練り歩く参加者ら
岩手県八幡平市の無形民俗文化財「平笠裸参り」が8日あり、白装束に身を包んだ小学生14人を含む男女35人が参加した。
一面雪化粧の中、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、約8キロを練り歩いた。
行事は江戸時代中期に始まったとされ、女性が参加する珍しい裸参りとして知られる。
午前9時過ぎに参加者は同市平笠の宮田神社を出発。休憩を挟みながら、約5時間かけて同市大更の八坂神社を目指した。
参加した市立平笠小6年、高橋陽菜さん(12)は「降る雪が激しく手がかじかんだが、沿道の人の笑顔に励まされた」と頰を紅潮させながら話した。
県内ではこの日午後4時時点で、一戸町奥中山で最大54センチの積雪だったほか、宮古市区界や雫石町雫石など5地点で30センチ以上の積雪を記録した。
引用元:毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00000007-mai-soci