2019年も残り5日となりました。
令和初めての正月を前に、ゆかりの地・太宰府市は初詣に来る大勢の人たちを受け入れようと、さまざまな準備が進められています。
新元号「令和」の発表で一躍注目を集めた、坂本八幡宮。
令和ゆかりの梅花の宴が開かれた場所ではないかとされ、連日、大勢の人が参拝に訪れました。
令和初めての年越しを前に、境内には特設テントや照明なども準備され、例年とは違う景色となっています。
【坂本八幡宮 御田良知 宮司】
「(2018年までは)正月の間は誰もみえていなかったんですよ、今年初めてですので、ゼロからの出発です」
例年、坂本八幡宮は初詣の参拝者にお神酒を振る舞っていましたが、2019年はやめて、御朱印などに力を入れるということで、書き置きの御朱印も準備されていました。
【坂本八幡宮 御田良知 宮司】
「ご参拝になられる方は安全に、またお正月だけでなく神様はいつもおられますので、また長い目で坂本八幡宮に参拝して頂ければと思います」
一方、その「梅花の宴」のジオラマが飾られている太宰府展示館も、2019年は変化が。
【リポーター】
「去年までは正月は休館だったんですが、ことしは令和初の正月ということで特別開館されます」
坂本八幡宮を参拝した人が展示館も楽しめるようにと、例年は休みとなる元日から4日まで開館します。
【古都太宰府保存協会 井上理香 事務局長】
「初めてなので私どももまだよく読めないところもあるんですが、対応していければなと思っている」
正月用に向けて、梅花の宴のポストカードやファイルなどのセットも用意されています。
混雑が予想されるのは、坂本八幡宮やその周辺だけではありません。
太宰府天満宮やその参道にも影響すると考えられています。
名物の梅ヶ枝餅を販売する店も、新年の準備をしていました。
こちらの店では、お客さんが増えると見込んでスタッフを増やしたり、材料の仕入れを3割ほど増やしたりしています。
【寺田屋 寺田正典 社長】
「この参道もいっぱいになっちゃうんじゃないかなと思って、みんなで頑張りたいと思ってます」
令和最初の正月まであとわずか。
令和フィーバーで太宰府市は年末も一層、慌ただしさが増しています。
引用元:TNCテレビ西日本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000008-tncv-l40