2019年も、あと1週間を切った。新年最初の行事といえば初詣だが、賽銭をめぐってちょっとした問題が起きている。

今年は“キャッシュレス元年”ともいわれ、賽銭もペイペイや楽天ペイ、d払いなどの電子マネーが利用できると話題になった。

外国人参拝者の増加や初詣の混雑の改善、賽銭泥棒や職員の横領など、あらゆる対策に有効とみられていたからだ。

20年の初詣はどこもかしこも「ピッ!」「ピッ!」という音が聞こえてきそうだが、どうも様子がおかしい。

「楽天Edy」に対応していた愛宕神社(東京都)は「未定」で、ほかに日光二荒山神社(栃木県)、東祥寺(千葉県)など複数の寺社が電子マネーを中止していた。

やはり現金でないと神様たちも願いを受け付けてくれないのだろうか。

一方で、日本第一熊野神社(岡山県)のようにお守りや御朱印の購入にキャッシュレス決済を行っているところもある。

そんな中、岐阜県高山市の黄金神社では、賽銭箱の前に地域限定の電子通貨「さるぼぼコイン」と「オリガミペイ」のQRコードが置かれていて、賽銭の利用もできる。田中宏宮司は言う。

「オリガミペイは地元の信用金庫が導入し、普及のご祈願に来ました。

それで当社でもシステムを使わせてもらうことにしたのです。

神社はもともと刀など当時の最先端技術を奉納した歴史がありますし、お賽銭もお米などの現物からお金になった経緯があって、それが電子マネーに形を変えました。

おかしいことではありません」

神様は、現金でも電子マネーでも願い事はかなえてくれるのだろう。

 

引用元:日刊ゲンダイDIGITAL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000015-nkgendai-life