新年を迎える準備を始める「正月事始め」の13日、県内の寺社では門松立てやすす払いが行われた。
毎年正月の3日間で、約15万人の初詣客が訪れる大津市神宮町の近江神宮の楼門前には高さ4メートルのジャンボ門松がお目見えし、初詣客を迎える準備が本格化した。
この日は地元有志でつくる「近江交友会」の会員ら約20人が作業に参加。
境内で育てている松に神社の裏山で取った竹を立て、葉ボタンなどで飾り付けた。
近江神宮では15年ほど前から、境内で育てた松を鉢に植え替えて門松として使用しており、正月を過ぎれば再び境内に戻している。
生きたままの松を門松に使用するのは珍しいという。
佐藤久忠宮司(84)は「門松を立てると、いよいよ正月を迎えると実感する。元号も代わり、おめでたい1年だった一方、台風の被害などもあった。
来年は天災のない1年になってほしい」と話していた。
引用元:産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00000525-san-soci