「猫神さん」の愛称で親しまれる徳島市八万町の王子神社は、猫がデザインされたお守りや御朱印を授かることができ、本物の猫にも出合えるという、猫好き必見のスポットだ。

「猫神さん」と呼ばれるゆえんは「阿波の猫騒動」という伝説にある。約300年前、庄屋の娘であるお松が無実の罪で処刑される際、愛猫お玉に報復するよう言い含めたところ、お玉の霊がお松に罪をかぶせた人々を次々とたたった。

この事件を受け、阿波藩蜂須賀家家老の長谷川奉行家は代々崇敬していた王子神社にお松とお玉の霊を祭ったという。

現在では合格祈願、開運、良縁、商売繁盛の神様として知られ、受験シーズンには多くの受験生が訪れる。

「試験合格守」(初穂料800円)など30種類以上のデザインのお守りを授かることができ、猫があしらわれたものが多い。

御朱印(初穂料300円)にも猫のデザインが施されている。宮司がイメージを考えて作家に依頼しており、月ごとに変わる。毎月参拝して御朱印を集める人もいるほどの人気となっている。

神社で飼われている猫は5匹。うち2匹は耳が悪いなどの理由から社務所内だけで生活しており、ガラス越しに姿を見ることができる。

残りの3匹は境内にも姿を見せる。トラ猫のふくちゃん、ぶち猫のもーちゃん、黒猫のくろちゃんだ。3匹は参拝客になでられたり、お守りを置いている台に上ったりと気ままに過ごしていた。

参拝時間は9~17時、御朱印の受け付けは9時20分~16時40分。

引用元:徳島新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9f6cde668002a38a4edb71fe04d63cf6d4564f6