新型コロナウイルス感染の終息も祈願した神事=4日午前、沼津市の大瀬神社

駿河湾の豊漁と航行の安全を祈願する「大瀬まつり」が4日、沼津市の大瀬神社で開かれた。今春は新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、最大の見せ場「勇み踊り」を中止するなど内容を縮小し、神事のみを行った。

野村芳照宮司は感染の早期終息を祈る祝詞も奏上した。

毎年4月4日に開かれる同まつりは、紅白幕で華やかに装飾された漁船の上で女装した漁師らが舞い踊る勇み踊りで知られ、天下の奇祭と呼ばれる。

しかし、同神社は新型コロナの感染拡大を踏まえ、見物客が密集する状態になるのは好ましくないと判断。勇み踊りを自粛するよう呼び掛けた。

神事には頼重秀一市長をはじめ、地元自治会関係者や氏子役員ら約40人が参列した。

全員がマスクを着用して祈りをささげた。同日は朝から、神社近くの船着き場に大漁旗を掲げた漁船が続々と係留され、漁師も参拝に訪れた。

野村宮司は「ウイルスの退散を祈るのは神社の使命。

来年こそは楽しく盛大にまつりを開きたい」と力を込めた。

参列した大瀬海浜商業組合の高野貴好組合長は「まつりの縮小は残念だが、仕方がない。観光事業者は厳しい状況に追い込まれている。

夏の繁忙期も控えているので、1日も早く終息してほしい」と話した。

 

引用元:@S[アットエス] by 静岡新聞SBS
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000018-at_s-l22