篠山城、八上城の「御城印」と「御城印帳」=篠山城大書院
篠山城大書院(兵庫県丹波篠山市北新町)を指定管理する一般社団法人ウイズささやまは、市民ゆかりの篠山城と、大河ドラマ「麒麟がくる」で注目される八上城の「御城印」を発売した。八上城は明智光秀に討たれた城跡として知られる。
社寺が参拝者に授ける御朱印にあやかり、近年は全国各地の城や城跡で「御城印」を作る動きが盛ん。
同法人も、大書院の復元20周年や大河ドラマ放送に合わせ、2つの城跡の御城印を企画した。
御城印は縦約15センチ、横約10センチで、初回版は各500枚を用意。
篠山城版は築城した徳川家康の葵紋と篠山藩主だった青山家の家紋を、八上城版は城主・波多野家の家紋を描く。
御城印を貼る「御城印帳」は縦18センチ、横12センチで200部。表に篠山城、裏に八上城をデザインしている。
初回限定版の文字は、地元の篠山鳳鳴高校書道部がしたためた書を印字した。同校の起源は、青山家の第21代当主・青山忠誠が設立した「篠山中年学舎」。
同法人が「ゆかりのある生徒に書いてもらいたい」と依頼し、昨夏から練習に取り組んだという。
御城印は各300円、御城印帳は1500円。売り上げの一部は首里城(沖縄県)と熊本城(熊本県)の復興のため寄付する。
同法人の廣岡和哉さんは「市が所蔵する史料の文字を使った第2弾も計画中」と話している。
大書院TEL079・552・4500
引用元:神戸新聞NEXT
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200321-00000002-kobenext-l28