のんびり散策しながら道沿いの桜をめでる!岡崎~哲学の道で桜を楽しむスポット5選

栖鳳池。神苑内では池に桜が映り込む絶景が/平安神宮

蹴上インクラインや哲学の道などの桜並木が続き、散策にぴったりのエリア。平安神宮のシダレザクラなど春の風景を彩る桜スポットはもちろん、珍しいお茶漬け朝食店など最新店も併せて訪れて。<※情報は関西ウォーカー(2020年6号)より>

■ 幽玄の庭で春の景色をめでる「平安神宮」

1895(明治28)年に創建された市民の総社。池泉回遊式庭園の神苑は約3万平方メートルと広大で、あまたのシダレザクラが天蓋のように空をおおう豪華絢爛な光景が広がる。朱塗りの大極殿を飾る、樹齢100年以上の「左近の桜」も有名。

東西にまたぐ橋・泰平閣からの眺めも人気。神苑にある約300本の桜のうち、約150本がベニシダレザクラ。

■桜DATA/期間:見ごろ3月下旬~4月中旬 本数:約300本

■平安神宮<住所:京都市左京区岡崎西天王町97 電話:075-761-0221 時間:6:00~18:00、神苑8:30~17:30 ※季節により異なる 休み:なし 料金:神苑(600円) アクセス:地下鉄東山駅より徒歩10分>

■ 極楽橋を桜が縁取り息を飲むような美しさに「金戒光明寺」

“くろ谷さん”の愛称で親しまれる、浄土宗最初の寺院。高さ約23mを誇る山門前のソメイヨシノをはじめ建造物との対比が美しい桜が点在。夕暮れ時に高台に立つ三重塔から振り返れば、夕日に染まる京都市街と桜の絶景を見られる。

■桜DATA/期間:見ごろ3月下旬~4月上旬 本数:約100本

■金戒光明寺<住所:京都市左京区黒谷町121 電話:075-771-2204 時間:自由 休み:なし 料金:無料 アクセス:地下鉄丸太町駅より市バス93・204系統約10分、岡崎道から徒歩10分>

■ 迫力ある三門と桜が融合した今だけの景色に春を思う「南禅寺」

1291(正応4)年、亀山法皇が無関普門禅師を開山に迎えて開創した臨済宗南禅寺派の大本山。別名「天下竜門」と呼ばれる三門の楼上は、歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな」と感嘆の声を漏らすひと幕があるほどの景色を望める。

■桜DATA/期間:見ごろ3月下旬~4月上旬 本数:約50本

■南禅寺<住所:京都市左京区南禅寺福地町 電話:075-771-0365 時間:8:40~17:00(最終受付16:40) 休み:なし 料金:方丈庭園・三門各(500円)、南禅院(300円) アクセス:地下鉄蹴上駅より徒歩10分>

■ 全長2kmの疏水沿いに桜のアーチが連なる小道「哲学の道」

熊野若王子神社から銀閣寺までの疏水沿いの小道。京都大学名誉教授で哲学者の西田幾多郎が思索にふけりつつ歩いたことからその名が付いた。ソメイヨシノなど約450本の桜のほか、黄色い花が愛らしいレンギョウなどで春色に染まる。

■桜DATA/期間:見ごろ4月上旬~中旬 本数:約450本

■哲学の道<住所:京都市左京区銀閣寺横~若王子橋疏水沿道 電話:なし 時間:自由 休み:なし 料金:無料 アクセス:阪急京都河原町駅より市バス32系統約26分、銀閣寺前からすぐ>

■ 舟がありし日の姿を思い線路に舞う桜を見上げる「蹴上インクライン」

全長582mと建設当時世界最長の傾斜鉄道で、高低差約36mの急斜面を舟が上り下りする姿が、1948(昭和23)年まで見られた。現在は線路の両わきに約90本の桜が咲き、歩きながら線路に降り注ぐような桜の風景を楽しめる。

■桜DATA/期間:見ごろ4月上旬 本数:約90本

■蹴上インクライン<住所:京都市左京区南禅寺福地町ほか 電話:なし 時間:自由 休み:なし 料金:無料 アクセス:地下鉄蹴上駅より徒歩5分>

(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)

 

引用元:ウォーカープラス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-00226085-tkwalk-life

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