平塚八幡宮の「神馬」、神厩舎でニンジンほおばる 

完成した神厩舎で入り初めした神馬の皐月=平塚市浅間町の平塚八幡宮

県内の神社で唯一の神馬として平塚八幡宮(平塚市浅間町)に奉納された皐月(さつき)が入る神厩舎(しんきゅうしゃ)が完成し、8日に竣工(しゅんこう)式と入り初めの神事が行われた。

新たな厩舎で元気にニンジンを頬張る皐月の姿に、駆け付けた氏子たちも目を細めた。

新厩舎は広さ14平方メートルで、鳥居から御殿まで続く参道の脇に立つ。天皇陛下即位の記念事業の一環として氏子らから浄財を募った。

「神馬」として参拝客らを出迎える皐月は昨年5月、八幡宮とゆかりの深い岐阜県高山市の櫻ケ岡八幡神社近くの牧場で生まれ、11月に奉納された。当初は緊張した様子だったが今はやんちゃ盛りで、「正直、手を焼いています。

生まれたばかりは体も弱かったので元気なのは良いことです」と宅野順彦宮司。

皐月は毎日午前10時から午後3時ごろまで、神厩舎で参拝客らを待つ。

宅野宮司は「皆さんには優しく接してほしい」とし、皐月には「ニンジンと間違えて参拝客の手をかんでは駄目だからね」と笑った。

 

引用元:カナロコ by 神奈川新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000013-kana-l14

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