「ザ・ノンフィクション」 (C) Fuji Television Network, Inc.

2月2日、14時から放送されたテレビ番組「ザ・ノンフィクション」が、ネット上で「涙なしでは見られない」と話題になっています。

愛知県岡崎市の山の中にある小さな寺、西居院は「平成の駆け込み寺」と呼ばれ、非行や虐待、いじめ、薬物依存など、様々な理由から親元で暮らせなくなった子どもたちの居場所となっていました。そんな西居院の住職・廣中邦充さんは、2019年4月に肺がんが脳に転移して死去。

今回の主人公は、15歳の非行少女・モモコ。廣中さんとモモコの11年間の映像記録が放送されました。

●ポジティブな意見が7割超

 SNS分析ツールで「ザ・ノンフィクション」に関するツイートを解析した結果、72%がポジティブな意見でした。問題を抱えた子どもたちを導く廣中さんの生きざまに感動したという声が多く見られました。

●親の愛に飢えたモモコ

 無断外泊など非行を理由に、親と毎日口げんかをしていた中学2年生のモモコは、廣中さんのお寺にあずけられることになります。モモコはすぐお寺の子たちと打ち解けますが、廣中さんは「モモコにはまだ見せていない一面がある」と語ります。廣中さんが考えるモモコが非行に走る原因は「親の愛」で、籍を入れていない父親に対してどこかで寂しい気持ちを抱いていると語りました。

 お寺に来て4カ月がたったある日、モモコが行方不明になります。お寺の子どもたちがみんなで探していると、モモコは週末になると男に声をかけて遊んでいたことが発覚。一時は警察に捜索願いを出すという話も上がりますが、モモコを見つけたのは、仕事を休んで探しに来た両親でした。モモコが帰ってくると、廣中さんはお寺のみんなを本堂に集め、モモコにきっちりと謝らせます。モモコは廣中さんに叱られ、お寺で仲良くなった友だちに叱られ、両親にも叱られ、周りからの愛に気付いて改心する姿が放送されました。

そんなモモコに対してネット上は「良い友達を持ったね。ここまで本気で心配してくれる」や「モモコちゃんはまわりに恵まれすぎている」などの声が見られました。さらに、それぞれに問題を抱えているお寺の子どもたちを立派に育てている廣中さんに「私はこんなふうに沢山の人を救ったり出来ない」と称賛の声が。

●「子どもの非行は親に原因がある」という声も

 一方、モモコの両親に対して、視聴者からは「自分たちのせいなのに、説教している両親に違和感」や「親とうまくいかない子は、親に問題がある」と厳しい声が寄せられました。

 また、モモコの異変に気付けない親でも、他人に迷惑をかける理由にはならないとする声もあり、「どんなに両親と仲が悪くてもまじめな子はいくらでもいる」というコメントも見られました。

●廣中さんの最後に「涙なしには見れない」

  廣中さんは2012年頃に肺がんが判明。治療を続けながら子どもたちを育て、2019年4月に天寿を全うしました。

 晩年は脳に転移したがんのせいで言葉を上手く出せないようになりましたがお寺の生活や長いがんの治療も支えてくれた、妻の待子さんにお礼の言葉を告げます。

廣中さんの最後を見た人たちは、Twitterで「涙なしには見れない。人に尽くして、最後は奥さんにお礼言って、いい人すぎる」や「廣中さんの生きざまに思わず涙してしまった」など、感動と尊敬の言葉を送りました。

 

引用元:ねとらぼ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-10000288-it_nlab-ent&p=2