2020年1月14日(火)放送、KBCで人気の朝の情報番組「アサデス。」。

今回、番組内のコーナー「アサデス。旅行社」でスポットを当てたのは、福岡県のど真ん中に位置する、人口約1万3000人の桂川(けいせん)町です。

石室内のほぼ全面に5つの色が彩られた壁画があることで知られる国指定史跡「王塚古墳」が有名で、同町内にある「王塚装飾古墳館」はその王塚古墳の石室を再現した施設。町のシンボル的存在となっています。

ヤギの像におねしょが治る石!?桂川町の多彩な文化財

今回の「アサデス。旅行社」のお題は、“人々の願いをかなえる文化財を探す”ということ。

リポーターのジェフ太郎君はまず、「王塚装飾古墳館」を訪れました。するとその敷地内で「桂川町文化財マップ」というものを発見。

歴史ある地ということもあり、マップにはなんと37個もの文化財が紹介されていました。

しかし、その一覧をよ~く見たジェフ太郎君が…見つけてしまいました。「この“内山田にある石”って何?すごいアバウト…」。

他の文化財を見てみると、神社や寺、古墳など名前からわかるものがほとんどですが、この“内山田にある石”という文化財は、名前からその内容や姿がイメージできません。

この珍しい「ヤギの像」を見るために老松神社を訪れる人もいるとか

そこで、桂川町の文化財担当の長安 慧さんに話を伺いました。

「“内山田にある石”っていうアバウトな表記の文化財があったんですが…」と尋ねると、「一説によると、“内山田にある石”に願をかけると、おねしょが治るとか」と長安さん。

これが今回見つけ出したい“願いをかなえる文化財”だと予想したジェフ太郎君は、町の人におねしょが治る石について聞き込みをしました。

しかし、皆さん「知らない」の一点張り 。観念したジェフ太郎君は、古墳館に戻り長安さんにヘルプを求めます。

「そうしたら、“内山田にある石”について知っている方を紹介します」とありがたいお言葉が。

ただ、「“内山田にある石”に行く途中に面白いものがあるので、この際見てもらいたい」との希望があり、“内山田にある石”に行く前に長安さんとちょっと寄り道することに。

長安さんが連れて行ってくれたのは、菅原道真も祀っているという「老松神社」。

“菅原道真”がヒントではないかと思ったジェフ太郎君、長安さんの言う「面白いもの」は、一角にある牛の像ではないかと推測。

確かに、牛の像は太宰府天満宮など菅原道真を祀っている他の神社にもありますよね!

(「牛の像」なのは、菅原道真が丑年生まれだったからという説もあるそう)しかし、長安さんからは「おしい!」の一言。

なんと正解は、牛の像の隣にある「ヤギの像」だったのです。

ジェフ太郎君、思わず「こっち!?」とツッコんでしまいましたが、しかしなぜ、ヤギの像があるのでしょうか。

「聞いた話によると、昔この神社を訪れた人の願いが叶い、その人がやぎ座だったということで、ヤギの像をこの神社に置いたという話なんです」と長安さん。

ヤギの像が奉納された理由は諸説あるそうですが、確かに普通の神社にない珍しい像ですよね。

さて、ここで本題の“内山田にある石”に戻ります。石について知っているという地元の方に案内してもらったジェフ太郎君、のどかな風景が広がる場所で、柵に囲まれた大きな長細い石があるのを見つけました。

「これが“内山田にある石”ですか?」とその大きさに驚くジェフ君ですが、地元の方の言葉にさらに驚きます。

「内山田地区ではですね、ち〇〇石と呼んでいます」との発言に、思わず苦笑いのジェフ太郎君。

でも、だから「おねしょが治る」んですね。納得です。

この石を半世紀以上も管理しているという松尾さんご夫妻に話を聞くと、「この石がご神体。小学校に上がる時期までおねしょが治らない子がお参りして、治ったらお礼として30cm四方位の白い布をかける風習がある」と教えてくれました。

ちなみに多い時は、白い“旗”がいくつもかけられていたといいます。

人々の願いをかなえてきた“内山田にある石”は、「地元の人たちが一生懸命昔から絶えず守ってきている石なので、桂川町の重要な文化財」との長安さんの言葉が印象的でした。

この“内山田にある石”だけでなく、桂川町にある様々な文化財をめぐるのも楽しそうですね。

まずは、町のシンボル「王塚装飾古墳館」を訪れて、文化財めぐりへレッツゴー!

■王塚装飾古墳館
住所:福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地
TEL:0948-65-2900

 

引用元:九州朝日放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-13572880-kbcv-l40&p=2