「神社は産廃業者ではない!」 神社宮司 20年来の苦悩  新年早々の迷惑行為 名古屋・千種区

城山八幡宮(名古屋・千種区)

名古屋市千種区にある城山八幡宮では1月中旬、困った事態が起きていました。

城山八幡宮のホームページより

 ホームページを見てみると、そこには、神社の怒りのコメントが…。

「神社は産廃処理場ではありません」「なんでも焼ける訳がありません」(城山八幡宮ホームページ)

一体、神社で何が起きているのでしょうか。

城山八幡宮 吉田玄 宮司

 その理由は…。

「10~20年ぐらい神社で処理できないようなものがたくさん持ち込まれていましたので、非常に我々ストレスのたまる時期」(城山八幡宮 吉田玄 宮司)

この神社では、毎年1月15日に古いお守りやお札、正月飾りなどをたき上げる「どんど焼き」が行われていますが、これまで処理できないようなものが持ち込まれ、困ったといいます。

神社に持ち込まれた人形

去年、倉庫の中を見せていただいたとき、そこには放置されしまったとみられるものが…。

「人形ですとか、椅子ですとか」(城山八幡宮 宮司 吉田玄さん)

そこにあったのは、人形と小さな椅子。他にも、ランドセルやハンドバックまで持ち込まれたというのです。

さらに過去には、写真のアルバム、教科書、なんと“へその緒”などが持ち込まれ困ったといいます。

城山八幡宮 吉田玄 宮司

1月15日に行われるどんど焼き。今年も、困ったものが持ち込まれているのでしょうか。

中をのぞいてみると、そこには、しめ縄や熊手などが入った段ボール箱が…。

「毎年、お守りやお札以外のものが多いので、入りきらない状態なんですが、今年は非常に皆さんマナーが良くて、整然と整理できている」(城山八幡宮 吉田玄 宮司)

これまでに持ち込まれたのは40箱ほどにまとめられたお札や正月飾りなど。今のところ、困った持ち込みはなく、ほっとしているといいます。

しかし…。

「しめ縄や門松を片付けるのが1月13~15日に集中するので、その時にどうなるか心配」(城山八幡宮 吉田玄 宮司)

 神社に物を持ち込むときは、受け入れてもらえるものなのかしっかり確認することが大切です。

 

引用元:中京テレビNEWS
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00010003-sp_ctv-l23

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