“猫”の寺と“狐”の神社がコラボご朱印

 

日本五大稲荷の一つ、太皷谷稲成神社(島根県津和野町後田)と、猫寺として知られる雲林寺(山口県萩市)の期間限定コラボご朱印の授与が9日、始まった。

太皷谷稲成神社の台紙には夫婦狐(ぎつね)、雲林寺の台紙には猫夫婦のイラストがそれぞれ印刷されている。

津和野町観光協会が津和野と萩の相互誘客を図ろうと「初午(はつうま)キャンペーン」と銘打って企画。

台紙は縦15センチ、横10センチで、ご朱印料は各500円。

猫の置物が置かれ、愛猫家の人気を集める雲林寺の角田(すみだ)慈成(じせい)住職(50)がイラストをデザインした。

授与期間は3月23日まで。

同協会では「太皷谷稲成神社で雲林寺のご朱印を頂くことや、雲林寺で太皷谷稲成神社のご朱印を頂くことはできない」として両社寺の参拝を呼び掛けている。

太皷谷稲成神社の角河(すみがわ)平彬(なりあき)禰宜(ねぎ)(30)は「ご朱印は参拝の証し。津和野と萩の活性化につながるとともに、観光客に津和野を知っていただくきっかけになれば幸いだ」と話した。

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