長崎くんち奉納踊りは取り止め 32年ぶり 新型コロナ 

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、長崎市の諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は、今年は奉納踊りを取り止め、来年に繰り延べすることが決まりました。

12日午後、長崎市の諏訪神社で開かれた長崎くんちの関係者の会議には、宮司のほか、今年のくんちで全体の世話役を務める「年番町」や、奉納踊りを披露する踊町などの関係者50人近くが出席しました。

新型コロナウイルスの感染が各地で広がるなか、10月に本番を迎える長崎くんちの内容について協議しました。

諏訪神社宮司「奉納踊り、および御神幸、お下り、お上りは、踊町、神輿守町の辞退の申し出を受け、取り止めといたします」

今年の年番町と踊町、神輿守町は来年に繰り延べとなり、その後、1年ずつずれ込むことになります。

奉納踊りなどが取り止めとなるのは、当時の天皇陛下が病床にあった1988年(昭和63年)以来です。

6月1日の「小屋入り」は行わず、「例大祭斎行奉告祭」として、神々に奉納踊りなどの取り止めを報告し、縮小して行う神事の無事を祈願します。

 

引用元:KTNテレビ長崎
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000003-ktn-l42

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