世界遺産「金峯山寺」 子どもが鬼に変身、節分に向けて盛り上がる吉野山

子どもたちも参加できる『鬼のフェイスペインティング』など
節分に向けて盛り上がる奈良・吉野(1月18日・奈良県吉野町)

世界遺産「金峯山寺」(奈良県吉野町)で2月3日におこなわれる珍しい節分会『鬼火の祭典。この行事に合わせて約1カ月間、鬼との交流を楽しめるイベントが、週末を中心に開催される。

全国から追われてきた鬼たちを「福は内、鬼も内」と唱えて迎え入れ改心させる奈良の吉野山。

この地で2018年より『鬼フェス in 吉野山』がおこなわれている。

週末になると夜な夜な鬼が歩き回り、『鬼バル』や『鬼火ライブ』(ナイトライブ)に飛び入り参加、そして宿泊施設に『鬼さんこちら』と現れる同イベント。

昨年、奈良県内の6寺社から鬼たちが一堂に会した『鬼の夜会』(今年は2月8日開催)が注目を集め、来場者数は3000人を超えたという。

今年は来場者1万人を目指し、昼間も楽しめるようにと吉野山の11寺社の協力を得て『鬼フェス限定御朱印』巡りが初めて導入。

限定御朱印には「鬼フェス」の押印があり、墨書きなどは各寺社が独自に用意される。

ほかにも、昨年行列ができるほど人気を集めた無料の『鬼のフェイスペインティング』には子どもたちも参加。

体験した山本瑚子ちゃん(6歳)は、「昨年、お友だちが鬼になっているのを見てやってみたかった。パパに見せたい」と笑う。

寺社、旅館、飲食店、お土産店と、まさに吉野山全体が一丸となって盛り上げる同フェス。

吉野山観光協会の水本充洋さんは、「ぜひ歩き回って、鬼さんはもちろん、地元の人と触れ合ってもらえたら」と意気込みをみせた。

期間は2月9日まで。

 

引用元:Lmaga.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-00086354-lmaga-l29

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