
【生天光神明宮】— 地元の祈りが息づく“光”の聖地
今回は、観光客にはあまり知られていないけれど、静かに強い信仰を集める「生天光神明宮(せいてんこう しんめいぐう)」をご紹介します。
うるま市与那城屋慶名にひっそりと佇むこの神社は、“太陽のような神様”と称される「生天光大神」をお祀りしている、光と平和の神社です。


生天光神明宮ってどんなところ?
- 創建:1954年
- 場所:沖縄県うるま市与那城屋慶名943-2付近
- ご祭神:生天光大神(せいてんこう おおかみ)
- 主なご利益:生命守護、病気平癒、家内安全、平和祈願、火難除け、福徳長寿など
生天光大神は、地球の安寧と人類の平和を願って降臨されたとされる神様で、「日と火」のエネルギーを宿し、あらゆる災いや不安を祓い、希望を照らしてくれる存在とされています。
境内の見どころ
1. 赤い鳥居と静寂の拝殿
小さな赤鳥居をくぐると、石造りの階段とこぢんまりした拝殿が現れます。沖縄らしい建築様式に、どこか神秘的な静けさが漂い、まさに“心のよりどころ”という言葉がぴったり。


2. サンゴ石と貝殻を使った装飾
拝殿や外壁には沖縄特有のサンゴ石や貝殻があしらわれており、自然との一体感が感じられる構造。手作業で作られた細やかな装飾も見逃せません。


3. 神楽殿には“富士山”の意匠も?
境内には神楽殿のような建物もあり、なぜか富士山の絵が飾られているという不思議な演出も。
沖縄に富士山…?と思わず微笑んでしまいます。
アクセス・参拝情報
住所 沖縄県うるま市与那城屋慶名943-2(または945)
駐車場 数台分あり(無料)
バス 屋慶名バスターミナルから徒歩5分以内
トイレ 近隣に公衆トイレあり
御朱印 なし(神職常駐ではありません)
参拝可能時間 24時間(ただし早朝・夜間はお静かに
こんな方におすすめ!
- 人生の転機を迎えている方
- ひとりで静かに参拝したい方
- 地元に根ざした神社の雰囲気を味わいたい方
- パワースポットを探しているけど、観光地化された場所は避けたい方


まとめ:沖縄の“静かな光”に包まれる場所
生天光神明宮は、沖縄の自然、信仰、静けさが調和した、心温まる祈りの場。観光名所とはまた違った、“沖縄の奥深い一面”を感じることができます。
大きな願いを胸に訪れる人も、日々の感謝を伝えるために立ち寄る人も、皆この神社で「光」を感じて帰っていくのではないでしょうか。
次回うるま市を訪れるときは、ぜひ立ち寄ってみてくださいね✨


