新型コロナウイルスの感染拡大防止のため拝観を制限していた岩手県の世界遺産の町・平泉町の中尊寺と毛越寺で25日、制限が一部解除されました。
また、ともに全面再開は来月1日と決まりました。 中尊寺では先月11日から本堂に隣接する御朱印所を休止していましたが、25日再開しました。
御朱印所では新型コロナウイルス対策として朱印帳への記帳はせず、あらかじめ書いた御朱印の紙札だけを渡します。
(中尊寺事務局・菅原光聴執事長) 「まだまだ注意を続けていかなければならない状況。一刻も早く収束に向かって、安寧に平和な日常が戻ることを祈る」 一方、毛越寺では先月12日から閉じていた山門が25日午前、開けられました。
毛越寺は先月12日以降も山門の脇から境内に入り参拝は可能でしたが、山門を開けたことで、よりはっきりと参拝を受け入れる意思を示したことになります。
(毛越寺・千葉慶信執事長) 「少しでも日々の日常に戻っていただきながら、気持ちもリフレッシュいただきながら、お過ごしいただきたい」 また25日、中尊寺と毛越寺の拝観の全面再開が来月1日になることが決まりました。
来月1日以降、中尊寺では今も拝観休止が続く金色堂や宝物館の「讃衡蔵」などが拝観可能に、毛越寺は宝物館や御朱印所の利用が可能になります。
引用元:IBC岩手放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/61a73479eb5b4b3a4baea9d2ea3051f5be28e74b