8月に行われる山鹿灯籠まつりの主役「奉納燈籠」の制作開始祭が山鹿市の大宮神社で行われました。
神事には奉納燈籠を作る燈籠師6人が参加し行われました。制作を始めるにあたって田中久美子組合長が和紙を一直線に切る「刃物入れの儀」を執り行い燈籠づくりがはかどるよう祈願しました。
また境内にある八坂神社では無病息災の縁起物として知られる「犬子ひょうたん」がお祓いを受けました。
犬子ひょうたんは江戸時代に山鹿で疫病が流行した際、京都から勧請する途中で子犬にお神酒を分け与えたところ疫病が途絶えたという言い伝えから無病息災のお守りとして信仰されているものです。
本来は6月15日の祇園祭の日だけ用意されるお守りですが、新型コロナウイルスの収束を願って特別に制作されたということです。お祓いを受けた犬子ひょうたんは山鹿市の各校区や県内の自治体などに贈られるということです。
引用元:RKK熊本放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200428-00000003-rkkv-l43