天神祭の会見を行う天神祭渡御行事保存協賛会会長代行実行委員長の栗原宏武氏(中央)

日本3大祭りの1つで、7月24~25日に開催予定だった大阪・天神祭の臨時委員総会が13日、大阪市内で行われた。

新型コロナウイルス感染拡大および緊急事態宣言の発令を受けて、同祭の神賑(しんしん)行事の中止と、神事祭儀が神職のみで行われることが発表された。

中止となるのは、大行列が見どころの陸渡御(りくとぎょ)、みこしを船に乗せて川を渡る船渡御(ふなとぎょ)、奉納花火の神賑行事。これら3つの行事が中止となるのは、46年以来。

陸渡御と船渡御を主催する渡御行事保存協賛会の栗原宏武氏は「大阪の町に大きなにぎわいをもたらし、その経済効果も200数十億円に達すると言われている祭において、渡御行事を中止するというのは誠に断腸の思いを禁じ得ない」と残念がった。

大阪天満宮が主催する宵宮祭(よいみやさい)、鉾流(ほこながし)神事、行宮(あんぐう)天神祭、本宮(ほんみや)祭は神職のみで行われる。7月24日の宵宮祭は時間未定で、同神社の本殿で行われる。氏子を含め参列は取りやめとなっている。通常ならその後行われる鉾流神事は、境内の外で行うため参列を規制するのが難しく、公表せず神職のみで行う。

7月25日の本宮祭も時間未定で、同神社の本殿で行われる。参列は中止。寺井種治宮司は「現在のところ、この他の祭儀は予定しておりませんが、状況が変わりましたら、たとえば好転すれば、参列していただける可能性もあります」と説明した。

祭儀は行われるため、寺井宮司は「天神祭が中止というわけで決してなく、中心の神事はしっかりと行い、それに伴う神賑行事が中止ということでご理解いただければ」と話していた。

同祭は2日間で約130万人が参加する。このタイミングでの発表に、岸本政夫神職は「毎年130万人超える人が集まる。経費も含めてほぼ1年かけて当日を迎える。この時点で判断しないと中途半端に終わってしまう」とコメントした

 

引用元:日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-24130618-nksports-soci