蕪嶋神社の関係者が行列を組み、御神像を新社殿に移した「御遷座祭」

2015年11月の火災で社殿を焼失し、新たな社殿が竣工した八戸市鮫町の蕪嶋神社で25日、再建事業に関する最後の神事「御遷座(せんざ)祭」が行われた。神社の総代や地元関係者らが行列を組んで御神像「八臂(はっぴ)弁財天」を新社殿に移し、「魂入れ」を執り行って本殿に安置した。

26日に例大祭が開催され、終了後は市民が新生・蕪嶋神社を参拝できるようになる。

御遷座祭は午後6時に開始。神社の総代や神職、再建工事を手掛けた松本工務店(南部町)の宮大工ら約60人が長い行列を作り、御神像を新社殿に移すために蕪島の頂へと練り歩いた。鮫神楽や法霊神楽もお囃子の音色を響かせた。

御神像は厨子(ずし)に収めて本殿に安置され、野澤俊雄宮司が魂を入れた。

一連の神事を執り行った後、野澤宮司は「4年余りをかけ、皆さんの力で新たな社殿ができた。

蕪嶋神社を中心とした地域の発展を目指していきたい」と決意を述べた。

同神社の責任役員総代長で、再建実行委員会の福島哲男委員長は「再建は5年ほどを見込んでいたが、予定よりも早く立派な社殿が完成した。

感謝の気持ちでいっぱいだ」と話した。

新社殿の一般公開は26日午後2時から。新型コロナウイルスの感染抑止策として、入り口にアルコール消毒液や体温計を置き、入場を制限しながら参拝を受け付ける。

参拝者にはマスクの着用を呼び掛けている。

 

引用元:デーリー東北新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00010002-dtohoku-l02