15日、福岡県筑紫野市の神社で、おかゆで今年の農作物の出来や天候を占う祭りが行われました。
筑紫野市原田の筑紫(つくし)神社で行われたのは、200年以上続く伝統神事“粥占祭(かゆうらさい)”です。
市の無形民俗文化財指定でもある“粥占祭”は、代々受け継がれる農家出身の判断員5人が、本殿に1カ月間納めたおかゆの”かび”の色や生え方を見て、筑後地方などの農作物の出来や天候といった8つの項目を占います。
今年は、「稲作 中上」「麦作 中」「雨 少なし」「風水害 兆しあり」などの結果が出たということです。
味酒安志宮司は、「祭りは秋の豊作祈願を目的としていて、今年は例年に比べ、良いかびが生えている」と話しています。
引用元:九州朝日放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-14070301-kbcv-l40