華やかな衣装に身を包む稚児行列の子どもたち=斑鳩寺
聖徳太子の命日に当たる22日、ゆかりの斑鳩寺(兵庫県太子町鵤)で「太子春会式」が始まった。
寺周辺は露店や植木市でにぎわい、境内では子どもたちが稚児行列を行った。23日まで。
聖徳太子をしのぶ縁日法要として毎年営まれ、8月の夏会式とともに同寺の伝統行事として知られる。
稚児行列には、幼児や小学生ら約20人が参加した。スーツや着物姿の保護者に手を引かれ、男の子は烏帽子、女の子は金の冠をかぶって姿を現した。
ハスの花をかたどった飾りを手に大講堂のぬれ縁や渡り廊下を歩き、カメラを構えた参拝客に笑みを浮かべた。
母親が太子町出身で、明石市から参加した幼児(3)は「(衣装が)かっこよかった。楽しかった」と声を弾ませた。
23日は午前11時から小学生らが山伏として参加する採灯大護摩、午後2時から稚児行列がある。
引用元:神戸新聞NEXT
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000002-kobenext-l28