4月に行われる伝統の日高火防祭に向け、岩手県奥州市でお囃子の笛の吹き初めとなる「笛魂祭」が15日、行われました。
笛魂祭は日高火防祭で使う笛に魂を込める行事で、奥州市水沢の日高神社には笛師や祭り保存会のメンバーなどおよそ50人が集まりました。
参加者は境内にある「笛魂碑」に、今年の祭りの成功を祈った後、拝殿で美しい音が出ることを願い、笛をお神酒で清めました。
そして厳かな雰囲気の中、お囃子が奉納されました。
拝殿には透き通った笛の音と太鼓の力強い音が響いていました。
日高火防祭は、水沢城主伊達宗景公が江戸の大火の恐ろしさを地元に伝えたのが起源とされる火伏せ祈願の祭りで、豪華絢爛な囃子屋台が笛と太鼓の雅な音色を響かせて街を練り歩きます。
4月28日に前夜祭、29日に本祭が行われます。
引用元:IBC岩手放送
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00010000-ibciwatev-l03