世界遺産・熊野那智大社 節分を前に…厄除け「鬼面札」作りがピーク 

和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社では、2月3日の節分を前に、厄除けの「鬼面札」作りがピークを迎えています。

宮司の手で1枚1枚丁寧に刷り上げられていく鬼面札。

鬼面札は、しめ縄の内側に赤鬼と青鬼を封じ込めた絵を版画にした厄除けのお札です。

那智の滝から汲み上げた水ですった墨を版木につけて和紙に写した後、巫女が朱印を押すと完成します。

原画は50年以上前に描かれたものですが、珍しい絵柄が人気で、現在も地域の人たちに親しまれています。

熊野那智大社では2月3日の節分までに約2000枚が用意され、参拝者に1枚500円で授けられます。

 

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